昨年の伊豆旅行でとても良い思い出ができたので、今年の夏も家族満場一致で伊豆へ行こうということになりました。
うちの女の子は海水浴重視なので、ある程度キレイな海であれば、特に不平は言いません。母さんは美味しい魚介類が食べられれば、特に不平は言いません。父さんはビールがあれば不平は言いませんが、最近、齢を重ねたせいか、夏になると無性に夕日を眺めたくなります。まっすぐの水平線にじわじわとビール黄金色から朱赤色に染まりながらで沈んでいく夕日を。
海に沈む夕日が見られる西伊豆・堂ヶ島へ
陸地に沈む夕日は近所でも見られるのですが、海へ沈む夕日となるとやはり場所を考えないといけません。
いろいろと調べた結果、我が家の今夏の希望である「キレイな海」「美味しい魚介類」「美しい夕日」を満たしてくれる場所は西伊豆の堂ヶ島しかない! ということになりました。
7月の日曜日の朝6:00に車で出発。
運転が得意ではない父さんですが、今回は車で向かいます。1泊2日の限られた時間の中、公共交通機関で西伊豆を巡るは難しいと判断したからです。
東名用賀IC〜沼津IC、伊豆修善寺道路を経て、国道136号線に入り、峠を越えた7:30頃に青い海を視認! あまりにも早く目的地周辺へ来てしまったので、恋人岬へ寄りました。
朝の空気が清々しく、早起きは本当にお得なんだなと感じました。
海水浴は “伊豆のコートダジュール” 岩地海水浴場へ
気持ちよく朝の空気を吸ったのち、再び車を走らせること30分。9:00頃には1日目の目的地、岩地海水浴場へ到着しました。
岩地海水浴場は「伊豆のコートダジュール」と呼ばれるほどで、海のキレイさには定評がある! とお見受けして選んだ海水浴場です。その評価は全く嘘ではない光景を目の当たりした今、私も自信をもってオススメします!
・Web:岩地海水浴場 ここに掲載されている写真が美しいです!
温泉良し! 料理良し! そして夕日が堪能できる宿「アクーユ三四郎」
思う存分泳いだり飛び込んだりした後、お世話になる宿、「堂ヶ島温泉 アクーユ三四郎」へ。
早速、温泉で疲労を癒して、夕食スタートです。部屋のテーブルに並べられていく料理に家族一同、大興奮です。特にオプションはつけませんでしたが、お刺身は3人それぞれスペシャルな盛り付けで出てきました。カサゴの天婦羅は頭から尾まで食べきれて、これだけで、ビール1本いけます。
堂ヶ島の夕日を堪能!
夕食も中盤にさしかかったところで日が傾いてきました。部屋は西向きのオーシャンビューで、広めのバルコニー。夕日を見るのにこれほどの場所はないんじゃないかというくらいの場所で、いよいよ大自然のショータイムがスタートです。
移りゆく落日の儚さを眺めつつ、写真を撮りつつで、心をものすごくふるわせた20分でした。
その後、夕食を終えてから、ツアー特典でついていた家族風呂に1時間ほどつかり、床につきました。1日目で家族それぞれのやりたいことがしっかりと成し遂げられ、また良き思い出ができました。
・Web:堂ヶ島温泉 アクーユ三四郎
残念な天気でも気分上々になる海鮮丼
2日目は、接近する台風の影響で、時折小雨もパラつくどんより曇空で、残念な天気となってしまいました。
洞窟めぐりを予定していたのですが、あいにくのシケで船も運行できず、天窓洞を上から覗くだけになってしまいました。
陽が射さないと真っ黒な穴…。ここは、またの機会にとっておこうと気持ちを切り替えて、堂ヶ島を後にしました。
少しだけ海水浴をする予定も狂ってしまい、せめて海の幸を食べてから帰ろうということで、いろいろと探したり悩んだりした結果、土肥の観光協会でオススメいただいた、『割烹 玉しげ』に寄りました。
女の子は大好きなマグロ丼。
母さんはいろいろな味を楽しみたいので海鮮丼。
父さんは大好きなあじタタキ定食。
どれも新鮮で、水っぽさもなく、それぞれお魚の旨味をいただき、大満足でした。
・Web:割烹 玉しげ
2日目は思い残すこともありましたが、それもまたの機会への楽しみに、ということで帰路につきました。
今回の旅で見た夕日は大切な思い出としつつも、さらに美しい夕日体験を求めて、また必ず堂ヶ島へ行こうと思っています。みなさんも、ぜひ!
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