私の祖父母は信州在住で、田舎に帰ると美しい山々を愛でることができます。私は山や川で十分なのですが、うちの女の子はやはり海水浴に憧れるお年頃(6歳)。ということで3年ぶりに伊豆下田方面へ1泊2日の旅に出発です。
20代に伊豆へ遊びにいった際の渋滞の恐怖が私の頭から離れず、今回は電車での旅にさせてもらいました。小田急線で小田原まで出て、東海道線に乗り継ぎ、熱海で伊豆急行直通の伊東線に乗り換えます。熱海を出発したのが8:30頃。各駅だったせいか、伊豆急行は思ったよりも空いていて、家族3人でボックス席に座れました。いよいよ旅情が深まります。
女の子は本を読み、母さんはうたた寝です。父さんはずうっと車窓に張り付き、景色を堪能です。
途中こんな景色が見えたり、
こんなのをゴクゴクしながら。たまりません。
ガタンゴトンと揺られて約2時間で下田駅に到着です。
早朝出発だったので、お腹はすっかりお昼待ち。バスで『下田 道の駅」へ向かい、昼食で早速「海の幸」を頂きました。
その後、またバスでひとまず宿へ。お世話になったのは『下田聚楽ホテル』さん。まだ11時なのに荷物を預かってくれて、水着への着替え程度に使えるスペースも提供してくれました。車ではない私たちにとって、この対応はとてもありがたかったです。
そしていよいよ海へ! 初日は外浦海水浴場。天気も申し分ない快晴で大はしゃぎしました。
夕方前に宿へ戻り、お風呂に入って部屋でゆっくり。3階でしたがオーシャンビューです。
日暮れ頃に夕食スタート! 食事は部屋食ではありませんが、飲み放題が大人1人¥1,500というパラダイスです。
もちろん料理も美味しくお腹いっぱい夢いっぱいで大満足でした。すっかり酔っ払ってしまい、部屋での二次会計画も幻となり、ぐっすりと眠りました。
2日目。
夕食でもたれた胃にちょうど良い朝食を頂き、朝風呂ですっかりリフレッシュ!
チェックアウトを済ませて、女将さんオススメの九十浜海水浴場へ。
バスで20分ほど。バスがぐんぐん山を登っていくので、本当に海へたどり着くのか心配になりましたが、教えてもらったバス停を降りて間も無く、目の前に広がった絶景で合点がいきました。
女の子は思わず駆け出して行ってしまいました。その気持ち、よ〜くわかります。
ほとんど岩場の海水浴場ですが、その分、透明度が高く、魚もみれたりして、子どもは楽しくてしょうがないと思います。海の家は一軒のみで、他の海水浴場に比べて、施設はやや見劣りしますが、綺麗な海で泳ぎたいという方には本当にオススメです。
女の子がほどよく満足したところで、帰途につきました。
帰りも鈍行列車で揺られながらの帰路でしたが、混雑することなくゆったりと最後まで旅情にひたりました。下田は数年ぶりに訪れましたが、レジャースポットや旅館のサービスの満足度が高く、公共交通機関のみでもすごく楽しめる場所でした。我が家らしい海旅ができたと思います。
特に電車にゆられてぼうっとするのが好きな方、オススメです。
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